熊本県議会 2045-06-01 06月14日-04号
ただ、この点に関連しまして若干付言させていただきますれば、御説には全く同感でありますが、他方、経済合理性も全く無視することはできないという問題がございます。したがいまして、公共輸送機関の維持発展のためには、県民が積極的にこれらの機関を利用していただくことが重要であると考えております。言いかえれば、鉄道やバス等を自分たちの足として積極的に利用していただきたいということであります。
ただ、この点に関連しまして若干付言させていただきますれば、御説には全く同感でありますが、他方、経済合理性も全く無視することはできないという問題がございます。したがいまして、公共輸送機関の維持発展のためには、県民が積極的にこれらの機関を利用していただくことが重要であると考えております。言いかえれば、鉄道やバス等を自分たちの足として積極的に利用していただきたいということであります。
こういったことに比べて、日本農業の強さを見詰め直してみますと、日本農業は豊富な水と天恵の気候に恵まれ、森林に支えられた土壌がある、豊かな人間性を育む地域社会がある、誇るべき食生活がある、歴史が浅く経済合理性のみに立脚した自然の使い捨て農法は危険きわまりない、すなわち、生命を維持する根源である土壌条件を急速に悪化させている米国農業は、みずから自壊作用を始めていると言っております。
平常時において市場から物資を調達する場合は、災害時のように緊急の必要に迫られて調達する場合とは異なり、経済合理性や公正性などに反しないよう、競争により適正な価格で調達することが原則となることから、なかなか難しい面があることは承知しておりますが、この要望の背景にあります災害時の実効性を担保することの重要性については十分うなずけるものであり、いざというときに備え、平常時から県と愛知県石油商業組合が密接な
さらに「被告、県は一定の賃料収入を得るという利益を得るものであるところ、それを超えて価値の上昇に伴う利益を享受する経済合理性は認められない。
経済合理性の観点から、少額分納完納までの徴税費用や債権の執行停止により得られるものを考慮し、法の趣旨に沿う取組を進めるべきです。納税の倍以上の延滞金を払わなければ完納しないケースを野放しにすることは、地方税法の趣旨にもとり、徴税当局に対する信頼を傷つけるものです。総務部長の御見解を伺います。 三、子ども支援について。 (一)予防のための子どもの死亡検証体制について。
環境への対応と価格等の経済合理性の追求、あるいは成長というものがトレードオフの関係にあることが環境対策が進みづらい大きな理由になっている実態や現実というものをどう解消していくのか、仕組みづくりというものも急務であるというふうに考えます。 そして、地球環境の限界を示すプラネタリーバウンダリーという研究がありますが、超えてはならない地球環境の境界が九つの項目で示されています。
そして、翻って、企業局が持つ再生可能エネルギー発電所のことを思うと、目先の利益で、経済合理性だけで、1円でも高く売れるからといって地元の関わりの薄い県外の企業に売っていくことが、果たして県民の利益だと考えるかどうかといえば、私は違うと思うのです。
ガソリン等石油燃料の調達につきましては、従前、県石油業協同組合との特命随契であったものを、経済合理性や公平性の観点から条件付一般競争入札に変更した経緯がございますことなどから、これを随意契約に戻すことには慎重な検討が必要と考えますが、今後とも県内の中小石油販売業者の受注機会を確保するよう配慮してまいりたいと考えております。
農業については、先ほどの経済学の理論・考え方でいくと、我が国は、国土が狭く、効率的な大規模農業ができないのは事実ですから、特に小麦や大豆など大規模農業に適した品目については、農業国からの輸入に頼ることが、経済合理性にかなうこととなりますが、当然のことながら、食料自給率にも大きな影響を与え、自給率は下がっていってしまいます。
そうしたことが割とチケットの価格自体を触ること、なるべくファンに安く、安くというか、そんなに負荷をかけずにライブに来てほしいというアーティストさんも多くて、チケットの価格を上げることに対しては、なかなか難しい部分というか、すぐには手をつけられない、ただただ経済合理性だけでは判断できない部分はあったんですけども、そうした部分も少しずつ、特にスポーツの分野は、先にダイナミックプライシングみたいな流動的な
この需給調整については、蓄電池等で蓄電すればいいのではないかとの声もありますが、電池については、充放電回数1万回程度で劣化するなど寿命が短いこと、また、電池に使われる希少金属類の確保などの課題も指摘をされており、大容量蓄電技術は開発途上であり、経済合理性に合致できていないのが現状です。
さらに、現行の需要予測モデルに基づく予測結果を前提に算出すると、その利用者便益がマイナスという評価になる可能性があり、経済合理性上著しく妥当性を欠くと記されておりました。 私は、この時点で、本来ならば、この三里木分岐は中止すべきだと感じたところであります。なぜならば、この事業は、普通の公共事業ではありません。経済活動の一環です。したがって、仙台空港の鉄道会社は、株式会社をつくっております。
特に、移輸入率の改善は効果が大きく、これまで経済合理性を優先し、調達等の低価格志向と効率化を優先した結果、県内の産業間取引が失われ、穴の開いたバケツのように、マネーが県外に漏出していたことに気づかされたと言える」と説明いただきました。 企業立地の例として、「誘致企業は、果たして県内に何をもたらすのかを考えると、雇用効果がメインであり、産業間連携が薄いものも多い。
やはりそういう意味で、もっと高い見地で、田中角栄さんでいったら国土の均衡ある発展という言葉を使われましたし、全国に整備新幹線をやるのだというようなことも打ち上げていく、そういう流れが日本の中でできたわけでありますが、ただ、残念ながら、それがどこかで新自由主義的な経済合理性に全て収れんをさせる中で、財政の切捨て論が先行しているというのが実情ではないかというふうに思います。
人々は、コロナ禍をきっかけに環境や人権、命といった様々な軸があることに気づき始め、経済合理性を優先した時代の指標であるGDPから、人々のウェルビーイングを測定するための指標であるGDW──国内総充実へと転換していくようです。
今後、契約に関する条例の趣旨、これは、県内の中小企業者の受注機会の確保等をうたっている条例でありますが、こうした趣旨も踏まえつつ、公平性や経済合理性といった視点も持ちながら契約の在り方について検討してまいりたいと考えております。 それから、危機管理の特命チームの設置を行ってはどうかという御提案でございます。
その後は、グローバル化の波にさらし、遺伝子組換えやゲノム操作などで食の安全を脅かすなど、農業は常に経済合理性の論理の前で犠牲にされてきました。本気で農業・農村をよみがえらせるというのなら、この認識を外してはならないのではないでしょうか。
経済合理性の観点だけでは医療安全保障を損ないます。経済学の巨人宇沢弘文氏の名著「社会的共通資本」において、医療を経済に合わせるのではなく経済を医療に合わせるのが、社会的共通資本を考えるときの基本的視点であるとの言葉をいま一度玩味すべきと考えますが、知事の所見を伺います。
今後、大学の研究所としての活動の利便性や経済合理性などを踏まえ、どのような場所が適切なのか、関係者の意見も聞きながら検討してまいりたいと考えています。
こうした電力供給の現状を踏まえると、カーボンニュートラルを目指す国のエネルギーミックスに関する議論や、今後の県の新エネルギービジョンの見直しにおいても、脱炭素の優先により、電力の安定供給が損なわれることがないよう、それぞれの電源が抱えるリスクを的確に検証、分析した上で、供給安定性、経済合理性、環境適合性、そして安全性という3E+Sの評価軸で、多面的な検討が冷静、慎重に行われる必要があると私は考えています